民商とは?

民主商工会(=民商)は、小企業・家族経営の営業と暮らしを支え合う、助け合い運動に取り組む中小業者の団体です。 
記帳や税務調査、融資、開業、税金・国保・社会保険料の納付相談、各種経営交流や学習会などを行っています。 
営業と暮らしのご相談は、お気軽に最寄りの民商へお寄せください。

北海道から沖縄まで、全都道府県に約600の事務所があり、地域密着の対応を心がけています。会員はさまざまな業種におよぶ小企業・家族経営の事業主で、全国で20万人の方が入会しています。小企業・家族経営を営む事業主の方なら、業種にかかわりなく入会していただけます。商売に役立つ全国商工新聞30万部を発行しています。

会員が助け合う共済会、婦人部、青年部も運営し、家族の働きにより、人間味豊かに地域社会を支える小企業・家族経営ならではの組織づくりを行っています。

小企業・家族経営の社会的・経済的地位の向上をめざし、“商売を続けることが社会貢献”と、経営環境の改善や地域おこしの取り組みを広げています。県連合会や全国連合会を通じて国・自治体にも要望を上げ、小企業・家族経営の営業と暮らしをめぐる問題解決を図っています。

民商の3つの基本理念

民商・全商連は、自営業者の営業とくらしを守る運動の中で、次のことを3つの理念として確立してきました。

  1. 民商・全商連運動は会員の利益・幸せだけでなく、中小業者全体、大きくは国民全体の幸福とつながっている。要求と活動方法が道理に合ったものであったからこそ、さまざまな権力的攻撃のなかでも一貫して前進している。
  2. 団結こそ何ものにも勝る宝である。自らが大きく団結したときこそ、中小業者の切実な要求を実現することができる。
  3. 中小業者は、共通する要求で、労働者、農民などの国民各層とともにたたかうならば、その要求実現の道をさらに大きく切り開くことができる。