法人設立

Q,「会社をつくりたいと思っているんですが、会社って資本金が1000万円以上必要なんですか??」
A,「いいえ。以前は、株式会社は資本金が1000万円、有限会社でも300万円の資本金が必要なときがあったんですが、平成18年5月に施行された会社法では資本金は1円からでも良くなりました。役員も株式会社では最低3人の取締役と1人以上の監査役が必要でしたが、今では発起人(出資者)が1人、取締役も1人、もちろん同一人物が兼ねても構いませんから、たった1人でも会社の設立が出来るようになったんです。」

Q,「そうなんですか、以前に比べてずいぶん起業しやすくなったんですね。」
「ところで会社といっても色んな形態があるんですよね?」

A,「はい。会社といっても株式会社だけではありません。他にも持分会社と総称される合名会社、合同会社があります。
①合名会社は出資した人が無限に全責任を負う無限責任社員(会社の連帯保証人と同様なもの)で構成されています。
②合資会社は、出資した額のみ責任を負う有限責任社員と無限責任社員の両方が存在している場合です。
③合同会社は、株式会社と同じように出資した額以上には責任を負わない有限責任社員のみで構成されているのですが、利益や権限の配分は出資比率に拘束されない自由性があります。会社内部の重要事項の決定には出資者全員の一致を要することもこの会社の特徴なんです。この合同会社は日本版LLCと言われており、決算公開義務がなかったり、設立時の定款証が不要であったり、登録免許税も株式会社の半分以下なので格段に安価で設立できます。

これまでの有限会社は、特定有限会社として残るんですが、新たに有限会社を設立することはできません。その他LLPと言われる有限責任事業組合というのもいあります。事前によく考えてつくったほうが良いでしょう。ますは、どんな会社にしたいのかきっちりと事業計画や収支計画をたててスタートすることが大切です。」